弊社は、独自の分子接合技術を用いて、従来の接着剤や溶接では困難とされてきた異種材料間の強固な接合に取り組んでいます。
これまで本ブログでは、理論的な側面から、分子接合技術の特徴や有用性をご紹介してきました。
ですが今回は、“現場の雰囲気”を感じていただける動画をYouTubeに公開いたしましたので、その紹介をします。
文章や静止画だけでは伝えきれなかった、工程の流れや作業環境のイメージをつかんでいただける内容となっています。
よろしければ、こちらの動画をご覧ください。
今回の動画は、学術的な詳細解説を目的としたものではありません。
研究現場で実際にどのような装置を使い、どのような手順で接合が進んでいくのか、その“空気感”を視覚的に伝えることを意図して制作しました。 分子接合技術(MB技術)は、分子レベルでの化学反応を利用するため、変化そのものは目に見えません。
しかし、接合を実現するための工程は、装置の準備から処理条件の設定、材料の取り扱いまで、さまざまなステップを経て進んでいきます。
本動画では、弊社が実際に使用している装置を用い、スタッフが工程を一つずつ進めていく様子を時系列で収録しました。 文章では伝わりにくい“作業のリアルさ”を感じていただける構成となっています。
今回の題材としてPEとAlを選んだ理由は、どちらも身近でありながら、接合に課題を抱える材料であるためです。
・PE(ポリエチレン):汎用性が高く、広く利用されている一方で、表面エネルギーが低く、接着が極めて難しい“難接着材料”の代表例。

・Al(アルミニウム):軽量で加工性が高く、多くの産業で使用される汎用金属。
通常の方法では接合が難しいこの組み合わせを、分子接合技術によってどのように接合するのか、その一端をお伝えするため、本材料を選定しました。
【Al/PEの接合物】

動画の後半では、分子接合技術が実際にどのような分野で応用されているのか、その可能性についても触れています。 分子接合技術は、単なる材料同士の接合にとどまらず、
・製品の軽量化
・高機能化
・リサイクル性の向上
など、現代の製造業が抱える課題に対して、有力なアプローチとなり得ます。
今回の動画は弊社が初めて制作したので、拙い部分もあるかと思いますが、温かくご覧いただければ幸いです。
今後も動画での情報発信にも力を入れ、分子接合技術をより身近に感じていただけるコンテンツをお届けしてまいります。
「この材料の接合も見てみたい」「あの装置について詳しく知りたい」など、動画に関するご意見、ご質問、あるいは具体的な接合実験のご相談がございましたら、ぜひ弊社ホームページのお問い合わせフォームよりお寄せください。
皆様からのご意見を参考に、より充実した情報発信に努めてまいります。
今後とも、いおう化学研究所をよろしくお願いします。
私たちは、半導体、電子部品、電気機器、医療機器、自動車部品、商社など、幅広い業界のメーカー様から、研究開発・製品設計・生産技術に関するご相談やご依頼をいただいております。 樹脂・ゴム・金属・セラミックス・布など、異なる材料の接合技術に豊富な実績があり、お客様の課題解決を全力でサポートいたします。接合に関することなら私たちにお任せください。
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