接合

事業内容

分子接合技術は、お客様の「接合」に関する
課題の解決と新たな付加価値を提供いたします。

提供できるメリット

1

薄型・軽量化

2

平滑面への接合

3

高耐久性

薄型・軽量化、低熱抵抗を可能に

異種材料の接合が可能です。
樹脂(プラスチック)と金属、樹脂と樹脂、グラファイトとアルミ板、ガラスと樹脂、ガラスとゴムなど材料同士の接合を実現しています。

従来の接着剤を使った接合は、密着力が十分に得られませんでした。
しかし、分子接合技術はをそれらの材料の組み合わせを接合し、かつ、接合物の密着は強力で、優れた耐環境性を持っています。

さらに、接着層の厚みがナノレベルであるため、薄型・軽量化・低熱抵抗を可能にしています。

ガラスとシリコーンゴムの接合

応用技術

プリント配線板 マイクロ流体デバイス アルミニウム-漆の定着

プリント配線板への応用

プリント配線板の基本材料である銅張積層板は、絶縁材料と銅箔の複合材料です。
5G/6Gなどの高周波通信用に用いる銅張積層板では、誘電損失を低減するために絶縁材料を低誘電化、及び抵抗損失を低減するために平滑銅箔と低誘電材料を接合する必要があります。しかし、低誘電材料と平滑な銅箔の接合が難しいという課題がありました。これに対して、分子接合技術は、接合する材料の性質によらず、低誘電材料と銅箔でも接合できるというメリットがあり、 5G/6Gなどの高周波通信用に用いるプリント配線板への応用も可能です。

マイクロ流体デバイスへの応用

マイクロ流体デバイスのような、中身を空洞にして封をする中空封止が求められる場合にも分子接合技術は有効です。マイクロ流体デバイスのような、微小空間を確保したい場合に、接着剤のはみ出しがあることは問題です。分子接合技術では、接着剤を使わずダイレクトで接合するため、はみ出しなく、選択的に接合し、封をすることが可能です。

マイクロ流体デバイス

アルミニウム・漆の定着への応用

アルミニウム製の文房具に対して漆塗装された製品があります。
従来は、アルミニウムに対して、漆の密着性は低く、剥離しやすいことが課題でした。
この課題に対して、分子接合技術がアルミニウムと漆間に化学結合を形成し、密着力向上を実現しています。
分子接合技術は、デザイン性の向上も実現しており、インテリアや文房具などのデザインに対して新たな付加価値を提供することができます。

販売元: pen. 岩手県盛岡市菜園1-6-16


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