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接合技術

2022.01.28

共有結合 ~分子接合のコア技術~

先日、大学入学共通テストが実施されました。

受験生の皆様、お疲れ様でした。

これから各大学の入試を控えている受験生におかれましては、これまで勉強してきた成果を存分に発揮できますよう願っています。

 

当記事の目標は、ブログを読んでいただいている皆様に分子接合や共有結合とは何か、知っていただくことです。

今回は、特に、高校化学を学習した受験生の皆様にも化学の復習がてら読んでいただけたらと思います。

 

さて、高校化学の参考書『チャート式®シリーズ 新化学 化学基礎+化学 (平成30年3月1日発行)』の「第1編 物質の構成と化学結合」によると、本参考書記載の結合の種類には、

  1. イオン結合
  2. 共有結合
  3. 分子間にはたらく力
  4. 金属結合

があります。

 

一般的な接着技術(接着剤)は、1.~4.のうち「分子間にはたらく力」を利用しますが、

当社の分子接合技術は、「共有結合」が深く関わります。

 

ここで、共有結合は、「2個の原子間で、それぞれの原子の価電子を共有してできる結合」と定義されています。

 

文章で説明しましたが、化学、特に共有結合などの「原子レベルのふるまい」は、目に見えるものでないため、頭の中でイメージを持つことが大切です。

そこで、以下に共有結合のイメージを掲載します。

 

  • 原子 … 原子核と電子からなる粒子。
  • 価電子 … 原子核のまわりにある電子のうち、最も外側の電子殻に入っている電子。

  • 共有結合 … 2個の原子間で、それぞれの原子の価電子を共有してできる結合

以上で、共有結合のイメージはできたでしょうか。

 

分子接合技術は、分子接合剤と呼ばれる化合物が、主に共有結合を介して、2つの材料を接合する技術です。(以下、図)

また、従来の接着剤は、「分子間にはたらく力」を利用することを述べました。

結合の強さは、

共有結合 >> 分子間にはたらく力

です。

したがって、平滑な材料同士の接着を比較したとき、分子接合剤は、従来の接着剤より、非常に強い密着力を発揮します。

 

ここまでで、共有結合や分子接合の凄みの一端が、ご理解いただけたでしょうか。

分子接合技術と従来の接着技術の違いについては、また後ほど解説できればと思います。

 

最後に繰り返しになりますが、高校化学の受験を控える受験生や高校生の皆様、大学入試では、これまで勉強した成果を存分に発揮できるよう願っています。

 

以上、ありがとうございました。

 

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