めっき

事業内容

分子接合技術は、
従来の粗化によるめっき技術と比較して、次のような利点があります。

提供できるメリット

1

粗化工程が不要

2

パラジウム触媒
使用量の減少

3

伝送損失の軽減

4

高精細の
配線形成が容易

5

工程の短縮化

6

コスト削減

分子接合技術を使ったダイレクトめっき

分子接合技術を使うと各種樹脂や無機材料へのダイレクト めっきが可能です。

分子接合技術を使ったダイレクトめっき

応用技術

フレキシブルプリント配線板 繊維めっき 装飾めっき

フレキシブルプリント配線板への応用

従来の配線形成では、めっきと基板の界面を凹凸にするアンカー効果により、めっきの密着を得ていました。しかし、アンカー効果による配線では、高周波信号伝送で、伝送損失が大きくなる課題があります。
分子接合技術を用いた配線形成では、平滑面にめっきを施すことが可能であり、高周波信号伝送における伝送損失を低減できます。

ご提供価値

容易な高精細配線パターン形成

平滑回路による高周波伝送ロス低減

工程・材料削減、歩留り向上

従来品より30%薄い、軽い

強固な密着による信頼性確保

伝送損失の度合いを示したグラフ

分子接合を用いたフレキシブルプリント配線板では、伝送損失が改善されます。

従来の配線形成

分子接合の配線形成

第6回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞

『分子レベルで接合する画期的なフレキシブルプリント配線板の開発と量産化』で、「第6回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」を受賞しました。

適応製品の一部をご紹介します

カメラモジュール

TransferJet™️ドングル

高周波アンテナ・カプラ

繊維めっきへの応用

一般的なめっきでは、表面を凹凸にするエッチングと呼ばれる工程が必要です。
しかし、繊維のような微細な形状のものに凹凸を施すことは困難で、繊維へのめっきで強固な密着を得られない課題がありました。
これに対して、分子接合技術は、化学結合により繊維にダイレクトにめっき形成することが可能です。

ご提供価値

生体情報センシング

静電気防止

抗菌・防臭

面状発熱体

アクセサリーなどのデザイン

PET繊維へのめっき

繊維めっきの特徴

抗菌・防臭

静電気防止

装飾めっきへの応用

装飾めっきは、樹脂にめっきを施すことで、高級感のある金属色調、及び耐久性を確保します。
従来の装飾めっきのプロセスでは、樹脂に凹凸を形成するために環境負荷が大きい六価クロムを使用していました。
分子接合技術は、平滑面にめっきが可能なため、六価クロムフリーの環境負荷が小さい点が特徴です。

ABS製水道部品の装飾めっき


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